Page: 1/13   >>
悲惨なアスベスト飛散!−誤り居直る西宮市のアスベスト無策−

誤り居直る西宮市のアスベスト無策
悲惨なアスベスト飛散!  
(通信60号・2019年9月6日)

 西宮こしき岩アスベスト訴訟の1審判決があったのは4月16日、原告敗訴=請求棄却でしたが、西宮市の監督責任が厳しく問われました。原告はこの判決を活用して市のアスベスト施策の変更をめざすこととし、控訴することなく訴訟を収束させました。その後、西宮市に、―叛邀惘|惨大校舎解体時工事においてアスベストが飛散した、飛散防止のための調査と対策を怠ったという神戸地裁の指摘について、その見解を問う働きかえを続けてきました。
 しかし、西宮市はこれに答えることなく責任放棄を続けています。6月市議会では、よつや薫市議が一般質問で「アスベスト対策の拡充と徹底について」取り上げ、市の対応を質しました。市の回答は次のようなものでした。

 

須山誠環境局長:まず、相当量のアスベストの飛散を起こしてしまった事実を市はどのように認識しているかについてですが、アスベストの飛散については、判決において、本件土地の周辺地域に一定量の石綿が飛散したことを否定することはできないとしたものの、この飛散した石綿のうち本件土地の周辺地域に到達したものの量は、客観的に見たときに人体の健康に影響を及ぼすものであったと認めることはできないと判断されたと認識しております。
 

 何という回答でしょう。自らの無策でアスベストを飛散させ、近隣住民に健康被害の不安を与えてしまったことの謝罪、反省もないのです。当時の田村比佐雄環境局長は法廷でアスベストはない、西宮市の対応も問題なかったと言い張りました。この証言の犖績瓩任、今は副市長の席に納まっています。
 アスベスト含有建築物の解体はこれからピークを迎えますが、これを放置するなら将来取り返しのつかない健康被害をもたらします。解体に当たっては、業者はアスベスト調査を行い、その結果を届け出て、現場に表示しなけれななりません。この過程で、自治体が飛散防止に向けた取り組みを行うことが求められているのです。西宮市はこの重い課題に応えなけれななりません。

 

西宮市長 石井登志郎様
2019年8月9日
「ストップ・ザ・アスベスト西宮」代表 上田進久
中皮腫・じん肺・アスベストセンター 永倉冬史

                              質 問 書

 西宮市こしき岩アスベスト判決についての貴市の見解をご質問します。判決後も8番町の元厚労省宿舎の解体工事や川添町のマンション解体工事でのアスベスト飛散問題について、西宮市のリーダーシップが問われる事態が発生しています。
 今後のアスベスト飛散防止の仕組みづくりについて協議するに当たり、判決について共通の事実認定が不可欠であると考えて以下の質問をします。項目ごとにご回答ください。

質問1.判決においては、全棟の計図書が開示されて「解体工事工時点には相当量のアスベスト存在し、その一定量が飛散したと明記されています。
質問1の1.夙川学院短大校舎解工事でのアスベスト飛散につい市の見解をお答えください。
質問1の2.判決では、「何度も調査する機会はあり、その結果飛を防止することができた」とあり西宮市の責任に言及しています。当時の指導・監督体制について、改善すべき点があったと考えていますか?

質問2.市議会での市の答弁は、アスベストは「飛散したが、人体の健康に影響を及ぼすものであったと認めることは出来ない」というものでした。しかし、裁判における判断は、原告が「健康被害を立証できなかった」ことを意味しているに過ぎず、その原因は、住民は解体中の調査を求め続けたにも拘らず、十分な調査がないままほとんどの建物が撤去されたために証拠が失われたことが原因です。
 また、判決の根拠とされたアスベスト濃度測定値は、飛散対策を講じてレベル1が解体された際の10日間ほどのものであり、10ヶ月間に及ぶ解体除去を反映しているものではないことは明らかです。健康被害に関しては、科学的・医学的な検証によってなされるべきものであり、現状の資料から「健康被害はない」と科学的・医学的に断定することは困難です。西宮市の健康被害についての見解は、飛散したが安全であるとの誤解を生じさせるものであり、決して適切であるとはいえません。
質問2の1.改めて、夙川学院短大校舎解体工事の健康被害の危険性についての西宮市の見解をお示しください。
質問2の2.設計図書によれば、レベル1や2が合計20ヶ所近く存在し、飛散防止策がないまま撤去された可能性が高く、これによる曝露は健康被害を想起せずにはおれません。アスベストが飛散した事による健康被害に関して行政は、被害者の立場で思考し施策を講じることが重要ですが、いかがお考えですか。 以上
尚、回答は面談の上、文書にてお願いします。

 

回答書   8月29日 西宮市長 石井登志朗
 「アスベスト飛散対策は人の生命と健康を守るために取り組む重大な課題と認識しています。
 市としましては、立ち入り検査の強化に取り組んでおり、今後は先進都市の事例などを調査研究するとともに、予定されているアスベスト関連の法改正に対応するなど、多様な観点から市民の安心に寄与できるよう、より安全な仕組みを検討し、アスベスト飛散防止対策について注力してまいりたいと考えております。

 判決に関する市の見解や考えといたしましては、本年6月27日に西宮市市議会本会議にてよつや市議の一般質問に対する答弁内容、及び7月9日の面談時に回答した内容と変わりはございません。」   以上

 

*よつや市議の一般質問の録画は、西宮市のホームページから市議会→インターネッ ト中継→6月議会(6月27日)で視聴できます。ぜひ、ご覧になってください。

| fine-man | 22:43 | - | - | pookmark |
防犯協会による自治会会費横取りを断とう!

西宮市「防犯協会関係情報公開資料」(2018年度)
西宮市の杜撰な委託・補助金行政!

自治会を喰いものにする防犯協会!

 

西宮防犯協会補助金 3,213,000円
*交付申請2018年5月14日
 交付決定5月15日
 交付請求5月15日
 事務審査2019年4月26日
 審査結果5月17日
 実績報告5月24日
 補助金等確定通知書 市長→西宮防犯協会

 

甲子園防犯協会補助金 2,186,000円
*交付申請2018年5月9日
 交付決定5月9日
 交付請求5月9日
 実績報告2019年4月2日
 事務審査4月24日
 審査結果4月26日
 補助金等確定通知書 市長→甲子園防犯協会
*予算に会費収入512,200円が計上されているが、決算では会費収入は378,186円となっている。

 

防犯灯設置等要望申出所受付業務の事務委託
西宮防犯協会契約金額 636,120円
*受付想定200件だが、実績は受付総件数39件

 

甲子園防犯協会契約金額 241,920円
*受付想定は50件だが、実績は受付総件数15件

 

 防犯灯委託は2019年度廃止となるが、想定と実績の違いから明らかなように全く必要のないものであり、安易な税金の垂れ流しである。

 

防犯教室の実施及び業務委託
西宮防犯協会契約金額 178,200円(2回)
*2018年7月2日 西宮浜公民館(60名参加)
 2018年11月19日 アプリ甲東(50名参加)

 

甲子園防犯協会契約金額 84,240円(1回)
*2018年10月12日 甲子園警察署会議室(60名参加)

 

西宮防犯協会会計(2016年度)
 前年度繰り越し 1,756,259円
 地域支部会費 4,364,709円(82,353世帯×53円)
 職域支部会費 1,764,030円(123社)
 西宮市補助金 3,020,000円
*雑収入(防犯灯新設事務委託)254万円(17年度予算)

 

西宮防犯協会会計(2018年度)
 前年度繰り越し 1,888,298円
 地域支部会費 3,997,366円(75,422世帯×53円)
 職域支部会費 1,878,530円(123社)
 西宮市補助金 3,213,000円
雑収入(利子・防犯灯申請事務) 941,473円

 

西宮防犯協会仁川支部会計(2018年度)
 会費収入 66,400円(世帯数×30円)
 西宮防犯協会会費支出 116,335円(2195世帯×53円)
 繰り越し金 前期繰越817,336円
       次期繰越721,346円

*自治会から1世帯30円奪って、本部に53円上納する。だから、繰越金はいずれなくなる。いずれ、自治会にもっと出せと言いだすだろう。

 

 仁川支部の規約第2条(組織)には、「本支部は、西宮防犯協会に属し、傘下14自治会の地域内居住者を会員として組織する。」とあるが、これを根拠に自治会に会費として狎ぢ喊×30円瓩鮴禅瓩任るのか、そもそも自治会は防犯協会の犹韻硫辞瓩料反イ任呂覆ぁさらに、本部(防犯協会)は自治会加入の世帯から53円を徴収している。
 自治会に参加している市民はこんなことは知らないと思うが、これは爐燭が543円瓩量簑蠅任呂覆ぁ自治会とは何かという深刻な問題を孕んでいる。防犯強化であれ自治会であれ、現状は地域ボスによる支配を正当化するものに過ぎず、しかもそれが市行政と一体となって市民を縛っている。
まず、防犯協会による自治会会費横取りを断とう!

| fine-man | 00:38 | - | - | pookmark |
第19回総会(2019年7月6日)

第19回総会資料(2019年7月6日)

主な取り組みと今後の課題
 活動日誌でも明らかなように、西宮市と市民が争う3件の裁判が並行して進行し、2件は4月に一審判決となり、そのうち1件は大阪高裁に控訴となっています。もう1件は今回、記念講演で取り上げることになったところです。
 残る1件「まちづくり権」裁判は、神戸地裁尼崎支部で開発業者を訴えた差止訴訟に続き、神戸地裁で西宮市を訴えた行政訴訟が行われています。差止訴訟は原告の尋問が終わり、次回で結審となり、年内にも一審判決が予定されています。いずれについても、6月4日発行の通信59号で報告していますので参照してください。
 当会に関わる裁判として、県内3オンブズ団体で取り組んだ兵庫県議会政務調査費等返還請求訴訟は昨年12月6日、最高裁決定によって大阪高裁判決確定となりました。5人分約1240万円の返還という結果で、不満な部分もありますが勝利判決と判断しています。なお、この金額がすべてではなく、監査請求と裁判のなかで犲主的疂峇圓發△蠅泙靴拭

 

 野々村竜太郎県議の号泣会見が2014年7月1日、刑事告発など取り組みましたが、御承知のように有罪判決によってこの事件は終結しました。彼よりもっと巧妙で悪質な県議に対する政務調査・活動費違法支出の返還を求める裁判でしたが、提訴から4年で決着をみたところです。その第2弾の訴訟は市民オンブズ尼崎と当会で取り組むもので、自民・公明6県議の県議会報告に関すする政務活動費支出の按分を求め、約212万円の返還を求める訴訟です。
 市会議員の政務活動費支出についても、この間、市政報告への支出の按分を議長あて申し入れとして取り組んできました。いくらかの前進がありましたが、どの程度の按分となるのかは2018年度の収支報告が出ないと分かりません。市民オンブズ尼崎の取り組みが先行し、県議に対する裁判も始まっていますので、西宮も歩調を合わせて本格的に取り組む予定です。さらに、市議選があったので、選挙関係支出についてもチェックを行います。

 

 石井登志朗新市政について、ここで一定の評価をしておく必要があるでしょう。市長自身は就任1年の自己採点で65点とし、「公約の達成度合いや(昨年6月の市議会定例会で)補正予算が否決され、『合格点の1年目』というのはおこがましい」(4月18日「神戸新聞」)としていますが、とてもそんな点数はつけられません。
 これは、4月に1審判決が出た借上げ復興住宅追い出し裁判に示されたように、住民切り捨て姿勢をかたくなに変えようとしていません。市民団体による問題解決を求める活動にも応えることなく、例外なく追い出しという神戸市より突出した施策に固執しています。
 この点に関しては市議会多数派も同じ姿勢であり、同市民団体が求めた市会議員あて請願法に基づく請願に誠実な回答を寄せた議員は少数にとどまりました。とりわけ、政新会は今村岳司前市長による本件提訴を可決した時の会派の意見を回答とし、「話し合いで決着のつかない問題を司法の判断に委ねることは、そのこと自体は真っ当な選択であると考えております」という判断を示しています。一般的にはそういえますが、彼我の立場、力の差を無視し、権力を振りかざすことの理不尽を無視するものとして、市民として許すことのできない姿勢です。
 なお、このところの石井市長は職員不祥事に絡む謝罪に追われています。何しろ、「昨年度から1年余りで7人が逮捕されるなど西宮市職員の相次ぐ不祥事を受け、・・・」(6月6日「神戸新聞」)というありさまです。これらは直接的に石井市長の責任とは言いきれませんが、幹部職員を集めて綱紀粛正を訴えてどうなるものでもないでしょう。それぞれの犹件瓩砲弔い討諒析と対処、をしっかり行い、必要なら組織の在り方も考えなければならないでしょう。

 

2019年度の活動提起
 基本的に現在ある課題を引き続き取り組みます。裁判関係の取り組みは傍聴だけではなく、その原因となっている市行政についても、あるべき方向性を模索するなど、関わりを深めたいと思っています。昨春の選挙のいきさつもあり、2元代表の市長と議会の関係がぎくしゃくしています。とりわけ、市長が決断力のなさが市議会多数派に引きずられる原因となっています。こうしたなかで、具体的な施策を通じて市民自治を求めます。

 

1.毎月の定例会開催と参加者の拡大
 毎月の開催は実行していますが、参加者は少数にとどまっています。ときには、課題を決めた定例会を行うなど、参加者拡大をめざします。
2.年4回の通信発行と会員の投稿
 2018年度は2回(半年に1回)の発行しかできませんでした。そこで、9月・12月・3月・6月の1日をめどに発行し、その月の定例会で手渡しする。今年度はこの目標を掲げて通信発行を行います。また、編集にあたって原稿が集まらないという問題があります。こちらは会員による積極的な投稿によって改善できるので、発行時期にあわせて投稿お願いします。
3.インターネット(ブログ・フェイスブック)の活用
 現在、ブログとフェイスブックによる発信も行っています。しかし、技術的な問題から魅力的なものにはなっていません。これは、技術力、捜査の向上によって改善を図りたいと思っています。もうひとつの課題は、情報を拡散することですが、こちらは会員による普及、シェアなどで広めていただきたいと思います。

 

具体的な課題
 アスベスト問題について、建物解体時のアスベスト飛散を防ぐことができる市の体制確立を求めます。そのために、西宮こしき岩アスベスト訴訟の成果を生かし、原告団=「ストップ・ザ・アスベスト西宮」の提起を受けて、活動を行います。
 西宮市の借上げ復興住宅追い出し施策に対してはこれに反対し、施策の変更を求めます。さらに、公営住宅法そのものの欠陥についても研究したいと思います。災害多発時代を迎えて、誰もがいつ被災者となり、住居を失う可能性があります。市民が無関心でおられるものではないのですが、自らに降りかからないと自分事とは考えられないのでしょう。「借上げ住宅訴訟の再考を求める西宮市民の会」とともに、活動を続けます。
 議会への働きかけについて、県議裁判は市民オンブズ尼崎と共同で取り組んでいきます。市議会については、選挙支出と政務活動費支出のチェックがあります。議会傍聴を行い、陳情・請願なども必要であれば取り組みます。

 

2019年度役員
世話人 折口 晴夫(代表世話人)
  四津谷 薫 西脇 裕 折口 恵子(会計)
会計監査 池田 真知子

 

定例会
日時 毎月第1金曜日午後6時半〜8時半
会場 男女共同参画センター「ウエーブ」

 

| fine-man | 18:04 | - | - | pookmark |
アスベスト飛散と西宮市の責任

アスベスト飛散と西宮市の責任!

 

6・23「西宮こしき岩アスベスト裁判」報告集会
今日、夙川公民館で報告集会があり、裁判そのものは原告の敗訴(請求棄却)だったが、判決で西宮市の規制権限の不行使が指摘されるという成果を得たこと。控訴は行なわず、この判決の指摘を生かし、今後予想されるアスベスト建材含有建築物の解体時に市の規制権限行使が可能となるよう求めていく。今日をその出発点にしようという集会でした。
原告代表の上田進久さんからは、市長に質問状を提出したけれど他人事のような回答が返ってきた、と憤慨されていました。市には次のような役割が求められているという指摘です。話し合いのなかでは、西宮市にアスベスト飛散防止のための条例制定も話題になりました。
*住民の命を守る行政の責務と調査権限の行使
*大気汚染防止法など(兵庫県環境保全条例)の趣旨に即した積極的な監督指導

 

爛ボタショック瓩ら14年!
6・22アスベスト被害の根絶をめざす尼崎集会

患者さんの発言で、学生アルバイトで吹付を1ヶ月ほどして、33年後に中皮腫を発症。6回手術して、7回目が予定されている。等々。アスベストの恐ろしさを思い知らさる発言です。
クボタ労働者の被害、向いのヤンマーの被害者、そして地域の被害者、恐ろしい数字が並んでいます。尼崎では事前事後を含め、アスベストの飛散を許さない行政が行われています。2018年度の立ち入り検査は920件、アスベストが見つかったのが388件。これも恐ろしい数字です。
スモークテストは養生をしてそのなかにけむりを満たす、けむりが漏れたら養生が不十分とわかる仕組み。こうしたことをしっかりしていないと、労働者が被害を受け、周囲にもアスベストを飛散させることになってしまいます。

2日続けてアスベスト被害についての集会に参加し、尼崎市に比べて西宮市の杜撰さが際立っていること、その違いが何によるのか考えさせられました。もちろん爛ボタショック瓩大きいのは間違いありませんが、となりあっあ自治体なのだから、西宮市にやる気さえあれば尼崎市に習うことができたのです。
アスベスト飛散は色も匂いもないのでわからない。これは放射性物質と同じ、だからわからないようにすれば、逃げられる、しらを切れる。クボタは洗濯物が白くなるほど周囲にアスベストを飛散させたのに、本当のところその因果関係を認めていません。これも原発被害と同じ、やはり企業は目の前の利益がすべてということです。結局、西宮市は業者に追随するだけだったのであり、その姿勢を変えさせなければ再びアスベスト飛散を招くでしょう。

 

| fine-man | 22:22 | - | - | pookmark |
第19回総会のお知らせ

市民オンブズ西宮第19回総会案内

 

日時 7月6日(土)午後2時
会場 男女共同参画センター「ウエーブ」411学習室

第1部 記念講演 午後2時〜3時半
演題 アスベストの悲惨と西宮市の責任
講師 上田 進久 氏(西宮こしき岩アスベスト訴訟原告団 代表)

第2部 第19回総会 午後3時40分〜4時50分

第3部 懇親会 午後5時〜


アスベスト関係集会案内
1.爛ボタショック瓩ら14年!
アスベスト被害の救済と根絶をめざす尼崎集会
日時 6月22日(土)午後1時〜4時45分
会場 尼崎市中小企業センター
*アスベスト禍 写真展 於・尼崎市役所1F西側ロビー
6月19日〜21日午前10時〜午後4時


2.「西宮こしき岩アスベスト裁判」報告集会
日時 6月23日(日)午後1時〜4時
会場 西宮・夙川公民館第2集会室(1階)
内容 裁判報告など

| fine-man | 01:02 | - | - | pookmark |
「まちづくり権」訴訟、3原告証言!

5・21高塚山開発工事差止訴訟! 3原告証言

 

   5月21日、神戸地裁尼崎支部でヤマイチエステート(工事は熊谷組)による高塚山開発・破壊工事の差し止めを求める裁判があり、3名の原告の証言が行われました。古墳は破壊され、高塚山は削り取られ、豊かな里山は今では砂漠と化し、風が吹けば涼風ではなく砂が舞うようになってしまっている、と。裁判中でも止まらない、理不尽な工事に対する怒りを込めた証言が続きました。
高塚の緑を考える会を立ち上げ、業者や西宮市相手の訴訟を起こした原告団の女性ふたりと、工事現場からの泥水が流れ込む皿池公園を見守る男性ひとり、その声が裁判官に届けばいいのにと思いつつ聞き入りました。
 普通の主婦がここまでやってくる、原動力は何だったのでしょう。それは子どもたちの格好の遊び場として、自らの生活に潤いをもたらす高塚山の木々と小鳥たち、それらすべてを奪われた悔しさが証言であふれていました。
 さらに、工事の直接的影響として騒音と振動が耐え難い、揺れるという感覚、テーブルの上のコップが揺れるという例があげられました。終了後の交流会では、額縁が傾いたととかトラックが地響きを立てて何台も通り過ぎるとか、お聞きしました。
 被告側の反対尋問では、調停は終了しているとの指摘がありました。しかし、その時点で住民には何も知らされず、住民に知らされたのは計画が出来上がってからだったとの反論がありました。業者と行政が住民には知らせずに進めてきた、その罪は重い。
 皿池公園というのは調整池の役割を果たす広場ですが、工事が始まってからは大雨のたびに泥水が流れ込み、ベランダから心配しつつ増水を見ていたとの証言です。工事現場内につくる予定の調整池は東西に2カ所、どちらもコンクリートの枠はあるが、水はない。西側は資材置き場になっている。
 皿池公園は増水のあと10センチほど泥で埋まり、熊谷組がそれを撤去した。高塚公園の池にも泥が積もり、腰の高さほどになったまま長期間放置された、等々。被告側は反対尋問で、皿池公園は調整池としての機能を果たしており、増水しても溢れることなく下流に流れるようになっている(ではないか)、過去にも増水はあったのではないかとの質問がありました。
 原告からは、流れ出た先でも泥がたまっているのではないか心配している。工事開始前にあった増水は泥水ではなかったと反論しています。増水を調整池で一時的に貯める、その仕組みがとりあえず有効だったとしても、その機能を超える増水がないとはいえません。泥などが詰まることもないとはいえません。
 問題は猝戮韻鵑な瓩量桔鼎奮発・環境破壊であり、これに手を貸す西宮市の姿勢です。ふたつの「まちづくり権」訴訟は高塚山を取り返すことはできませんが、次の開発を止める力になるでしょう。

高塚山開発処分取消訴訟は7月16日(火)11時30分、神戸地裁204号法廷です。
高塚山開発工事差止訴訟は7月30日(水)午後2時、神戸地裁尼崎支部201号法廷、結審です。

| fine-man | 00:40 | - | - | pookmark |
谷口県議の説明責任の行使と当選辞退等を求める申し入れ書

                                         2019年5月16日

兵庫県議会議長 新議会世話人会座長 松本 隆弘 様

 

                    市民オンブズマン兵庫世話人 今井清純

                    市民オンブズ西宮代表世話人 折口晴夫

                    市民オンブズ尼崎代表世話人 福島聖倫

                    同                   田中淳司 

 

      谷口県議の説明責任の行使と当選辞退等を求める申し入れ書

 

 5月10日(金)の新聞誌上において、谷口俊介県議会議員が兵庫県議会議員選挙の期間中に、神戸市西区にあるスーパーの駐車場で当て逃げしたとの報道が流れた。報道によると、4月2日(火)朝、本人が車を運転し、スーパーに到着。立体駐車場で車を後退させた際に、入り口ゲートのバーに接触し、車はそのまま走り去り、バーは何度か作動した後に折れたとのこと。

 警察が解析した防犯カメラの画像から、バーに接触した車が谷口議員のものと判明。神戸西署が谷口議員に連絡すると、「運転していた者を出頭させる」などと話し、4日午後に、谷口議員の弟が神戸西署を訪れた。

 ところが弟は、「運転していたのは自分ではない」と認め、谷口議員が運転していたことが判明。谷口議員は、その後、神戸西署に「動揺して逃げてしまった」と、話したとのこと。

 兵庫県警は近く、道路交通法違反(当て逃げ)と犯人隠避教唆の疑いで書類送検する方針。

 

 もしも報道が事実だとすれば、ルールを作り、率先してルールを守るべき政治家として、信じられない行為である。それにもまして、罪を親族に背負わせ、自らの責任を回避しようとしたことは、到底、許されることではない。

 

 但し、現在までに発表された内容の多くは、警察からの情報であり、谷口議員の釈明の機会も与える必要があると考える。なお、13日の各会派代表者会において、議長と谷口議員のやりとりが報道等で明らかになったが、具体的な内容について、捜査中なので、説明しなかったようである。

 

 そこで、議長及び審議会世話人会座長として、当て逃げをした理由や弟を出頭させた理由と具体的な弟と警察とのやりとりなど、改めて谷口議員に事実関係を確認すると共に、記者会見を設定し、本人からきちんと県民に説明するよう求めるべきである。

 その上で、事実関係が概ね公表されたものと変わらなければ、あるいはこれ以上の説明がないのであれば、新任期の当選を辞退するよう谷口議員に要請すると共に、任期開始時に当選辞退していなければ、6月議会において、谷口議員に辞職勧告すべきである。

 

申し入れ事項

・議長及び新議会世話人会座長として、改めて事実関係を確認すると共に、記者会見を設定し、本人から直接県民に説明するよう求めること。

・事実関係が概ね公表されたものと変わらなければ、あるいはこれ以上の説明がないのであれば、新任期の当選を辞退するよう谷口議員に要請すると共に、谷口議員が任期開始時に当選辞退していなければ、6月議会において、辞職勧告すべきである。

                                      以上

| fine-man | 23:31 | - | - | pookmark |
自治体の使命を投げ捨てた市長を良心なき司法が免罪!

4・24借上げ復興住宅追い出し裁判判決


自治体の使命を投げ捨てた市長を良心なき司法が免罪!

 

 河野市長が全員追いだし方針を決定し、今村市長が被災者を被告席に立たせ、そして石井登志朗市長が追い出し判決を手にした。かくして、西宮市は例外なき被災者追い出し方針を貫徹するのだろうか。まだ確定判決ではないが、7世帯の人々の運命をその手にした石井市長はさぞ満足していることだろう。
 4月24日、神戸地裁尼崎支部(第2民事部合議B係・河田充規裁判長、宮武康裁判長代読)は西宮市の主張をそのままに、被告(シティハイツ西宮北口入居の7世帯)に住宅からの退去とUR賃貸の家賃の支払い(こちらには仮執行がつけられた)を命じた。家賃は月10万円前後で、西宮市とURとの20年借上げ期限が切れた2015年10月からだと、その金額は400万円を超えるだろう。
 公営住宅法の改定によって、期限が来たら退去を求めることができるという規定ができた。しかも、この規定は過去にさかのぼって適用できるという付則がある。判決はこれを判断の根拠としている。だから、法改定前の入居者に対しても、西宮市がまともに退去期限を知らせてなくても構わないと言いきっている。
 20年期限については30ページを超える入居案内の片隅にその記載がある、入居希望者がそれを見ても見なくても、書いてあるから通知したことになる、と裁判官らは判断した。健康状態など問題があっても、西宮市は他の市営住宅を斡旋したから、配慮が足りないということはないし、退去させても問題はないと裁判官たちは判断した。
 借家入居者の権利を守る法律、借地借家法では家主による一方的な退去強制はできないことになっている。公営住宅だから「そんなの関係ない」ということにならないし、公営住宅は低廉な家賃で安定した住居を供給するシステムなのだから、高齢となり、収入も低い方々を追い出すなどあってはならない。
 定期借家という制度ができているが、これは特別に書面を交わす必要がある。まして、あとづけの20年退去ひとつで健康がどうでも、経済的にどうでも、追い出せるなどもってのほかです。石井市長にはその施策を変更できる機会があったのに、臆病ゆえその機会を逃してしまった。
 河野や今村に従いその手を汚すのか、石井は決断を問われている。「OPEN!西宮」だの、市民の声を聴くなどと甘い顔をしている場合ではない。自公推薦の候補を破って市長となった、石井はその矜持を示せ。

 

| fine-man | 23:37 | - | - | pookmark |
西宮市議選の結果について

西宮市議選の結果について
 選挙結果は下記のとおりですが、前回(2015年4月26日)の36・27%からさらに低下しました。先に行われた県議選の37・50%(前回は35・91%)と比べても、市政・市議会への関心の低さには驚きます。
 現職が7人も落選し、新人が9人も当選というのも驚くべき結果ですが、それで議会が活性化すると見るのは早計でしょう。党派別にみると、公明8、自民7、維新5、共産4、立民3、諸派1、無所属13(注:吉井りゅうじは自民党)ですが、これを会派別にみると、政新会10→9、公明7→8、ぜんしん6→4、共産5→4、改革4→4、維新プラス3→2、無所属4→2となります。
 立民と維新の新人の身の振り方、会派の狒雋△蠑讚瓩箸覆詭欺蠡阿凌型佑どの会派に入るのか、6月議会までにはその動向が明らかになりでしょう。また、NHKから国民を守る党の河本圭司がどのような議会活動をするのか注意すべきでしょう。ちなみに、姫路では幸福実現党の市議が誕生しています。
 維新が現職2から5になったのは、大阪での勝利が大きく影響していると思われますが、兵庫においても大きな力を持っていることを示しています。それにしても、前回選挙で1〜3位を独占した維新の党が分解し、今回無所属で立候補したわたなべ謙二郎(トップ当選5607票)、岸としゆき(3位4453票)が1500票台で落選したのは驚きです。これは公明党についてもいえることですが、結局のところ、牋歐靴播選瓩箸いΔ海箸覆里任靴腓Α

 さて、この41人の議員によってこれからの4年間、どのような市政のコントロールが行われるのか、市民は選ぶだけではなく監視する必要があります。議会は会派主義の下、ボス支配が横行しており、とりわけ新人議員は単なる頭数としてしか機能しないことが多く、また、悪しき常識が引き継がれる傾向があります。市長と市議会、この2頭立ての馬車の行先を間違わせない、その役割を市民は負っているのです。
なお、当会世話人のよつや薫は無事に4選を果たしました。 *敬称略

 

西宮市議選開票結果
https://www.nishi.or.jp/shisei/senkyo/h3104chihou/sigikaihyousokuho.html

| fine-man | 18:27 | - | - | pookmark |
4・16西宮こしき岩アスベスト訴訟判決「西宮市行政の何が問われたのか」

4・16西宮こしき岩アスベスト訴訟判決
 

西宮市行政の何が問われたのか!
 

 神戸地裁(山口浩司裁判長)は4月16日、西宮こしき岩アスベスト訴訟判決を行いました。代読の小池明善裁判長は主文(仝狭陲寮禅瓩魎却する、∈枷夙駘僂聾狭陲良蘆瓦箸垢襦砲鯑匹濔紊欧襪世韻劉猊短Ν瓩如△△辰箸いΥ屬暴了しました。前段で行われた2分の撮影、これはこれで恐るべき前近代的光景ですが、「何だこれは!」という判決でした。
普通なら、裁判官はあっという間に姿を消すところですが、実はこのあともう1件、宝塚市が被告の判決(宝塚市は業者に安全対策を講じさせなさい)がありました。こちらは原告の市民が勝利したということでしたが、残念ながら内容はわからないままです。アスベスト訴訟は原告敗訴となりましたが、その後の記者会見で弁護士による内容の解説があり、一定の成果ありという結論になりました。

 

解体業者三栄の違法行為
 石綿の調査を完了しないまま解体した。「解体時点で相当量の石綿含有建材が残存」しており、解体作業において「手ばらしや散水」だけでは石綿飛散を防ぐことはできなかった。「一定量の石綿の飛散」を否定することはできない。ここでは、おおむね原告の主張は認められていますが、石綿の飛散による被害(地域住民は平穏生活権の侵害を訴えている)は認められませんでした。

 

発注者創建の責任
 大気汚染防止法の改正(2014年6月1日施行)前だったので、責任は問えないという判断でした。この判断は、現実の施主と業者の関係、解体工事をできるだけ安くあげるという暗黙の(業界では公然とした)了解があることを見逃している、施主に甘い判決だと弁護士は批判しました。
 なお、法改正は「建築物の解体等における石綿の飛散防止対策の更なる強化が必要」だとして、次のように発注者の責任を強化しました。
‘団衒瓦犬麈喀佚作業の実施の届出義務者を解体工事の施工者から発注者に変更(法第18条の15第1項)
解体工事の受注者に,石綿使用の有無の事前調査の実施と,発注者への調査結果の義務付け(法第18条の17第1項)
調査結果の現場での表示(法第18条の17第4項)

 

西宮市の監督機関としての責任放棄
 西宮市には地域住民の健康の確保に責任(飛散防止)を負う。石綿が使用されたことが明らかな建築物なので、石綿の残存を疑うことができたし、三栄の調査能力についても疑うことができた。三栄に設計図書の確認を求める、また自ら確認すべきだった。
 立ち入り検査では、あらかじめ設計図書を確認することもなく、一部の調査、ルーペなしで見ただけ。これらから、法令(大気汚染防止法と県の環境保全条例)に即して妥当とは言えない。しかし、国賠上違法とまでは言えない。なお、建物解体に当たっての事前調査において、工務店の義務として「解体等を行う場合には、あらかじめ石綿の使用の有無を目視、設計図書、分析等で調査を行ってください」となっています。

 

原告代表の上田進久さん、市の怠慢を怒る!
 この裁判は勝ち負けで判断できない。アスベストの曝露は放射能と同じように目に見えず直接感じることができない。なのに、市は届け出制度なのでという姿勢でアスベスト調査を拒否し、設計図書についても「提出を求める法的権限はない」と言い、市の対応は適切だと法廷で語ったのは当時環境局長だった田村比佐雄氏だ。
 こうした市の姿勢を判決は断罪した。解体現場は無法地帯、行政の権限行使が重要、判決内容はこれからの対策に活かせる。しかし、レベル1やレベル2のアスベストの存在を軽く見た裁判官の認識は問題だと上田氏は評価しました。ちなみに、3月議会で田村氏は、石井登志朗市長による提案を市議会が全会一致で認めたことにより、めでたく副市長となりました。こんな人事、市民にとって不幸以外のなにものでもありません。

 

裁判の意義と被害認定
 裁判において地域住民のアスベスト被ばく量を推定した「中皮腫・じん肺・アスベストセンター」事務局長の永倉冬志氏はこの裁判は全国初の取り組みであり、将来の被害を裁判所に損害として認めさせること(平穏生活権の侵害)は簡単ではないが、全国で同じような取り組みを進めることが重要と語りました。
 しかし、裁判におては現時点で被害が出ていない、被害発生が予想されるほどの被曝も確認できていないということで、損害賠償を認めるところまではいかなかったということです。控訴して闘いを継続するということもありますが、市民の健康を守るべき使命を帯びた自治体が市民に背を向け、業者に甘いこの現実を変えることが何より重要だと思います。

| fine-man | 01:14 | - | - | pookmark |

Category

Calendar

1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930     
<< September 2019 >>

Link

Entry

Search

Profile

Archives

Feed

Others

無料ブログ作成サービス JUGEM

Mobile

qrcode

Sponsored Links