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西宮市議会議長あて、申し入れと審査請求

   政務活動費支出の適正化を求める申し入れ書

   西宮市議会議長 八木 米太郎 様
                                   2017年2月6日 市民オンブズ西宮

 

 表記について、2013年10月16日の神戸地方裁判所第2民事部の確定判決(小西義博裁判長)は市政報告作成費用について、政務調査費からの支出をおおむね半額とすべきという判断を示しました。その根拠を、「当該市政報告記載内容を全体としてみると、同市政報告が議員の調査研究活動としての市政報告の面と、過去の議員活動や議員個人の紹介等政務調査とは離れた面を有することは否定できない。」と述べています。
 これを受けて、政務活動費運用の関する手引きには「実費原則と按分」の記載があります。広報・広聴費の支出については詳細な留意事項があり、これを読むと全額充当はあり得ないと思われます。神戸地裁判決の趣旨からも、市政報告への政務活動費支出は何らかの按分をすべきものです。
 また、「選挙前事前運動と混同されないよう」にとの注意も記載されています。これは当然の指摘であり、議会活動報告だから何でも許されるということになると、現職が実際上公費で事前運動を行うことになり、選挙の公平性が著しく歪められることになります。
 以上のような規定を踏まえ、2015年度の政務活動費支出をみると、手引きを逸脱したものが多くあります。以下、目立った事例について指摘します。議長におかれては与えられた権限行使によって、全議員の市政報告作成費用について点検し、議員に適正な按分を行うよう収支報告書の訂正を促し、責務を果たすことを求めます。なお、統一地方選が実施された15年4月に多くの市政報告が配布されており、これらは実態的には選挙活動と言うほかありません。

 そこで、資料を添えてその現状を示します。資料は2015年度(6月11日〜16年3月31日)の政務活動費支出の領収書等に添付されていた市政報告です。これらは神戸地裁において指摘されたものと同じく、政務活動費での支出に適さないものが混在しています。その多くは名前や写真、挨拶などです。
 しかし、手引きでも指摘されている按分を行ったものは、竹尾議員の半額充当(よくわからない理由であるが)のみで、他はすべて全額充当となっています。この実態から、各議員は按分しなければならないということを理解できていないか、する必要がないと思っているようです。こうした実態の是正は急務であり、それをなすのは議長の責務です。
                                                   以上


     審 査 請 求 書
            西宮市議会議長 様
                                                                         審査請求人 折口 晴夫
次のとおり審査請求します。

1 審査請求人の住所及び名前 略
 

2 審査請求に係る処分
西宮市議会議長の2016年11月30日の審査請求人に対する公文書公開請求に関する 処分(西議発第352号)

 

3 審査請求に係る処分があったことを知った年月日
2016年12月1日

 

4 審査請求の趣旨
「2記載の処分を取り消す」との裁決を求める。

 

5 審査請求の理由
\承椹垉腸餤陳垢蓮⊂霾鷂開条例第6条第2号該当(通常他人に知られたくないと望むことが正当であると認められる個人に関する情報で、特定の個人が識別されうるもの)としている。
△靴し、政務活動費支出に関する多数の不正が明らかにされ、政務活動費の返還、議員辞職が相次ぎ、刑事責任が問われる事件まで発生している。議会の、議員の信頼は地に落ちている。こうしたなかで、漫然と旧来を取り扱いをしている限り、信頼を回復することはできない。
今回、不開示となったのは事務所の賃貸契約の貸方名と、臨時職員の名前及び就業場所である。これらは、西宮市議会においても不正が発覚して費用返還となった事例もあり、とりわけその支出の透明性が求められているものである。議会内部の手続きで点検されることがあっても、議会事務局がチェックできないのが実態であり、市民の目にさらして初めて透明性の確保と説明責任が果たされる。
っ翦孝夫議員の政務調査事務所について
 この件に関しては昨年3月28日、市議会議長に「不明朗な事務所関係支出」について透明性を求める申し入れを行ったところ、中尾議員は4月27日付で議長の回答書を提出した。そのなかで、中尾市議は一定の是正を図るとし、政務活動費支出は2014年度の313万1029円(交付額168万円)から15年度(6月11日〜年度末)127万0533円(交付額116万円)へと減少した。
 しかし、これによって疑惑が晴れたわけではない。そもそも、空き地の農機具小屋のようなプレハブが政務活動事務所として十分に機能するのか、これまでの支出が正当なものであったのか判然としない。昨年12月26日に当該土地の登記を確認したが、4月27日以前と内容は同じである。
 中尾市議はこのプレハブ小屋となかにあるとされる事務機器に月額10万円の政務調査・活動費を支出し続けてきた。その受取人は誰なのか、いまだに明らかにされていない。
ヂ臉个里屬議員の臨時職員の名前と就業場所について
 雇用内容をみると、就業場所は議員の自宅となっているのに住所は黒塗りとなっている。そもそも議員は公人であり、自宅住所をことさらに公表しないのはななぜか、就業場所として指定しているのであるから、公表しないのはなおさら不自然との印象を与える。
 そうすると、臨時職員は議員の自宅で仕事をしていたことになるが、外部の他人が出入りすることに不都合はないのか。大石議員は新聞5紙を資料として購読し、従業員が切り抜きを作成しているということだが、その新聞の配達先も黒塗りとなっている。
 大石議員は政務活動費が支出される事務所が南越木岩町にあるが、従業員の就業場所との不都合はないのか。また、同じく政務活動費が支出されるFAXの住所が石刎町(自宅事務所)とある。さらに、大石議員はかつて西平町で事務所届を出していたが、ここは自宅ではなかったのか。
Π幣紊里海箸ら、公開を求めた情報を情報公開条例第6条第2号該当として非公開とすることは、著しく公費支出の透明性を欠き説明責任を放棄するものである。いたずらにこうした疑惑を深めるだけの処分は条例の適用を誤る不当なものであり、容認できない。

 

6 処分庁の教示の有無及び内容
「この処分について不服がある場合は、この処分があったことを知った日の翌日から起算して3箇月以内に、実施機関(西宮市議会議長)に対して審査請求をすることができます」との教示があった。

 

7 添付書類
仝文書公開請求書(2016年11月17日)
公文書公開課否決通知書(2016年11月30日)
2鹽書(2016年4月27日)
な叱妨西宮市山口町下山口4丁目230の登記記録(2016年12月26日)
ッ翦孝夫政務調査・活動費支出関係資料
β臉仗雄政務活動費支出関係資料
Г笋寮技棒務活動費支出関係資料
┿毀吋ンブズ西宮通信第50号(2016年4月6日)
                                                                                               以上

 

*申し入れは市政報告作成配布への政務活動費支出について、全額支出ではなく案分による支出を求めるものです。審査請求は情報公開請求を「非公開」とした決定に対する異議申し立てで、公開請求の内容は「2015年度政務活動費の領収書の黒塗り部分(中尾孝夫議員の山口超事務所の貸方の名前、大石のぶお議員の臨時職員の名前と就業場所住所)」でした。

 

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