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野々村県議号泣事件から5ヶ月、兵庫県議会の今!
野々村県議号泣事件から5ヶ月、兵庫県議会の今!
 
 野々村県議号泣会見から5ヶ月、もう大方忘れ去られ、今年の10大事件で取り上げられるくらいです。だから、県議会はもうすっかり正常化したと思っている方も多いでしょうが、さにあらず。
 
 10月1日には、野々村県議がかの会見で「手引きに従って報告した」と終始主張し、その支出を正当化していた『手引き』は改定されたました。しかし、例えば食事代の上限は5000円のままです。5000円の食事が出る勉強会などというのは、どのようなものでしょう。宿泊費は一律16500円の計上から実費払いとなりましたが、上限は16500円のままです。しかも、これには隠された裏があります。
 
 県議会には費用弁償(旅費・宿泊費)というものがあり、こちらでは宿泊費一律16500円が維持されています。しかも、議員は議会と契約しているホテル(議員宿泊対象施設)に泊まった場合、その場では宿泊費を支払う必要はありません。ホテルが宿泊日数を取りまとめて議会事務局に請求し、議会事務局が実費を支払うのです。議会事務局は議員の報酬から実費分を引き去り、16500円の費用弁償を議員に支払います。
 
 実に見事な連係プレーで、議員は現金に触ることなく16500円と実費の差額をポケットに入れる、議会ぐるみの御手盛りと言うほかありません。一泊5000円とか6000円のホテルもあるので、1泊で1万円以上の税金が浪費され、議員は特権的余禄を受け取れるのです。
 
 ちなみに、これらの税金のムダ遣いを止めさせるために、「政務活動費、費用弁償、宿泊費、グリーン車利用の見直しを求める請願」を県内オンブズ3団体が9月県議会に提出しました。この請願は紹介議員を除き、自民党から共産党会派、無所属議員まで全会一致で「継続審査」とし、事実上採択しない、特権を今後も維持するという県議会の強い意志を示したのです。
 
 県内オンブズ3団体が行った監査請求では、切手の大量購入も『手引き』に違反するものではないとされ、監査委員も議員のデタラメな政務活動費支出を追認しました。切手の大量購入、とりわけ年度末の大量購入は使い残して返還することを避けるため、とりあえず切手を買っておくというもので、多くの議員が(オンブズによって)告発されている不正です。
 
 とりわけ、水田裕一郎県議は自分が代表をしている播磨海運から大量の切手を買い続け、年度末には270万円分もの切手を使い残していました。それでも、切手の購入先の制限はない、4年の任期内に使い切ればいいと監査委員が判断し、疑惑まみれの水田議員の支出は正当とされてしまいました。『手引き』の改定で切手の購入は、月額1万円未満は許されるが原則禁止となりました。水田県議のように、すでに買ってしまっているのはセーフなのです。
 
 政務活動費条例も改正されていますが、金額1割カットでお茶を濁すものです。それでも年間540万円あるのですから、議員さんは笑いが止まらないでしょう。税金を払う側は泣くほかないのか、ここには高い壁があります。兵庫に限らず、こうした壁はどこの自治体にもあり、そびえるような壁のなかで税金が好き勝手に、日々浪費されているのです。全国のオンブズ団体は請願や監査請求によって壁の内でも闘いつつ、壁の外では住民訴訟などの闘いを進めています。
 
 最も確実なのは、デタラメ議員を選挙で落とすことですが、これが最も困難なようです。なぜって、自治体議員は今も地域代表が多く、その支持層さえ固めておけば、何をしても、あるいは何もしなくても、選挙は安泰です。こちらの壁もなかなか強固ですが、これも打ち破るべき課題です。


  兵庫県議会費用弁償は常識はずれ! 
 
 兵庫県内オンブズ3団体(8名の請求者)は10月30日、兵庫県監査委員に県議の宿泊費の返還を求める監査請求を提出しました。これは、9月12日に提出した8議員の政務活動費の返還を求める監査請求に続くものです。今回の監査請求の要旨は下記の通りです。
 
 兵庫県は広いので、遠隔地から県庁に来る議員に交通費と宿泊費が支給されること自体は否定できませんが、それが実費とはかけ離れた金額となっており、これが議員に不当利得を与えてしまっています。こうした制度は、市民的常識で見れば非常識なのですが、議員にとってはそれが常識と化しているのです。
 
 これは議員特権に他なりませんが、議員からすれば「特権などない」ということになってしまっているのです。野々村県議「号泣事件」は起こるべくして起こったのです。ここでウミを出し切らないなら、県議会は再び不正の温床となるでしょう。例えば宿泊費を例にとると、次のような便宜が図られています。
  
宿泊の際、議員は身分証明書を提示
→宿泊実費はホテルから議会事務局に請求
→議会事務局からホテルに宿泊実費支払い 
→立て替え宿泊費は議員報酬から引き去り
*議員は16500円の費用弁償を受け取り、宿泊実費との差額を得る。
 
 以上のような取り扱いによって、議員は神戸市内11ホテルに事実上犂薀僖広瓩能蒜饅个泙后その実費は議会事務局経由で議員の報酬から引き去られますが、その補てんとして1泊16500円の費用弁償が議員に支払われます。この結果、宿泊実費と費用弁償の差額が自動的に議員のポケットに入る仕組みになっているのです。グルで公費の横流しをやっているようなものです。
 
 須磨区選出の大塚たかひろ議員などは、15分ほども電車に乗れば帰れるのに、8回も宿泊しています。知れば知るほど、あきれるばかりです。 (折口晴夫)
 
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