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借上げ住宅訴訟を取り下げ、人道上の解決を求める請願

 3月17日、借上げ住宅訴訟の再考を求める西宮市民の会が西宮市議会議員に対して行った請願法による請願の結果を発表しました。その全文を掲載します。

 

西宮市議会議員様
 借上げ住宅訴訟の再考を求める西宮市民の会   代表 八木 和美  折口 晴夫


借上げ住宅訴訟を取り下げ、人道上の解決を求める請願書

【請願趣旨】
 日頃、西宮市政の発展のためご尽力いただいておりますことに改めて、感謝申し上げます。

 さて、「借上公営住宅」の提訴された入居者の健康回復・維持は、待ったなしの喫緊の課題です。
 「神戸新聞」(2019年1月11日付)に掲載された西宮市の広川恵一医師(68歳)によりますと、「転居で慣れない環境に置かれると、行動範囲が狭まり、運動不足や筋力低下を招きがちだ。転倒が多くなり、同時に認知症のリスクも高まる」「ちゃんと過ごせば健康に戻れる状態だが、転居の強制は重大な健康被害をもたらしかねない」と、転居の強制に警鐘を鳴らすとともに、「転居に耐え得るかを、医療・看護・福祉の知見で検討すべきだ。一人一人の思いと意見を尊重することは、震災の教訓のはず」と語っています。

 このように人道上放置できない状態を石井登志郎市長と西宮市議会の議員のみなさま方は直視しなければなりません。そこで、現下の入居者の健康状態を踏まえ、以下のことを緊急に請願致します。

本請願書は、請願法(昭和22・3・13・法律13号)に基づき提出します。同法第5条には「これを・・・誠実に処理しなければならない」と規定されていますので、お忙しいとは存じますが、3月12日(火)までにご回答願います。
なお、ご回答は、当西宮市民の会発行のチラシに掲載しますとともに、マスコミにも発表させていただきますことを申し添えます。

【請願事項】
1.入居者の健康を回復・維持するため、訴訟を直ちに取り下げて人道的な解決をし て下さい。賛否をご回答下さい。
2.2016年3月定例会の訴え提起に関する付帯決議−訴訟手続きと並行して、引 き続き代理人による協議を継続するべきである−に基づいて、入居者、弁護団、支 援者との話し合いによって、一日も早く解決するためにご尽力下さい。賛否をご回 答下さい。
3.転居の可否について、医師の判断が尊重されるような方策、例えば兵庫県の「判 定委員会」のような機関を設置することが必要だと考えます。賛否をご回答下さい。      以上

 

請願の回答(回答順・敬称略)         ───────────────────
河崎はじめ
,修梁勝В卸遑横案に結審した。4月24日の判決までに、話し合いを続けて、何 とか和解し、訴訟を取り下げるべき。
∋神:これまでも、水面下での話し合いは続けられており、市は条件的に譲歩してきている。
賛成:西宮医師会と連携して、退去の為の健康状態を個別に診断する場を設ける事にし、当事者、弁護団にも伝えていると聞いている。(早く和解するべきだと思う)

 

よつや薫
〇神:入居者の健康回復・維持のために訴訟を下げることは無論のこと、そもそも 地方行政の行う訴訟行為として、この件で訴えること事態に瑕疵があったのではな いかと考える。
∋神:1.の意見に賛成なら「訴訟と並行して」という議論が、立てにくいですが、 仮に訴訟が継続し続けるのであれば、という前提なら、当然、話し合いによって、 一日も早く解決するべきと考えます。被災者支援から始まった住宅政策について訴訟で白黒をはっきりつけること自体の問題性に思い至るべきです。
賛成:兵庫県の「判定委員会」のような機関、という文言は、本請願を読む限り、 一義的に明確ではないのですが・・・。
医師が入り、ドクターストップがかかれば転居が難しいと判断された場合、その判断が当然、優先されるべきと考えます。

 

まつお正秀 〇神 ∋神
賛成:ただ、一方的に市の立場に立つ医師とかでなく住民の声や意見を尊重する人でないと意味がないと思います。

 

公明党議員団6名(山田ますと・大原智・八代毅利・大川原成彦・山口英治 松山かつのり) ,修梁 ∋神 その他

 

一色風子 〇神 ∋神 賛成

 

佐藤みち子 〇神 ∋神
賛成:医師の判断により転居も可能という判定が出される場合もあるので懸念するところではあります。

 

杉山たかのり
〇神:西宮市が借上げ住宅の制度を理解せず、20年間も期間があったのにもかかわらず検討し対策を講じなかったことに、今回の原因がある。市に入居者を訴える 資格はない。
そもそも、市民をこのようなことで訴えることが間違っている。
∋神:現在も協議を継続するよう、本会議質問も含めて求めている。
賛成:西宮市のアドバイザー会議は住替えのための仕組みであり、入居者の立場に立った判定委員会は必要だと思う。しかし、7世帯については訴訟による大きな負 担を負わせていることから、継続入居が可能な和解をすることが必要だと思う。

 

野口あけみ
〇神:そもそも住民(高齢者であり被災者)を訴えることが間違いであった。
∋神:私どもの本会議一般質問(2019年2月28日 杉山議員)でも「ひきつ づき協議する」と答弁があった。努力すべきだ。
その他:提訴されている皆さんはもれなく転居困難と考えますが、転居の可否について医師の判断が必要というなら、そのような機関があってもよいと考えます。

 

町田博喜 会派(公明党議員団)の回答と同じ

 

庄本けんじ
〇神:早期解決が重要です。そもそも入居者を被告席に座らせることが間違いです。 住み替えを強要することなど許されません。
∋神:議会は一致して早期解決を求めました。話し合い解決も重要な方法です。
賛成:継続入居か住みかえか。それを客観的に判断する組織をつくることは、継続 入居を市としてみとめる重要な機関となり得ます。しかし、おい出しの機関になら ないようなしくみが必要です。

 

篠原正寛
“紳弌Э容仕解決と訴訟の取り下げをセットにして賛否を問うておられますが、す べての人により良い解決を望むものの、代理人が継続入居を主張される限り取り下 げはできません。
△修梁勝Ю治的に弄ばれることなく、当事者が本心を語れるなら話し合う意味は大きいと思います。
その他:著しく転居に耐えられない状態なら、そもそも普通住宅や独居でいいのかという問題もあり、継続入居を前提とした判定が必要なのか、まだ結論に至ってい ません。

 

政新会9名(うえだあつし・大石伸雄・上谷幸美・川村よしと・坂上明・田中正剛・中川經夫・やの正史・吉井竜二)
,修梁 △修梁 その他
 1〜3の請願事項につきまして、まとめて意見を申し上げます。
 これまで、UR借上げ住宅にお住いの方々に対する市の対応につきましては、丁 寧に議論を重ね、住民の方からのご要望により直接ご意見も承り、「訴え提起の件 (建物等明渡し等請求事件)に対する決議(*1)」に賛同し可決致しました。そ の上で、現状に至っていると理解しております。改めて、会派におきまして検討致 しましたが、当時の決議に対する意見(*2)に変更はございません。
(*1)訴え提起の件(建物等明渡し等請求事件)に対する決議
 西宮市議会は、UR借上げ市営住宅(シティハイツ西宮北口)入居者に係る、建 物等明渡し等請求事件の対応については、訴訟手続きと並行して、引き続き代理人 による協議を継続するよう市長に求めるものである。
以上、決議する。 平成28年3月22日可決
(*2)決議に対する意見
 我が国は法治国家でありまして、話し合いで決着のつかない問題を司法の判断に 委ねることは、そのこと自体は真っ当な選択であると考えております。しかし、裁 判となりましたら、双方時間と費用がかかり、互いの精神的負担も増大することに なります。
 本件は、政治的宣伝の道具にされたことによって、必要以上に事態を悪化させて しまった面があると考えております。一方で市長(今村岳司前市長・引用者)、本件に対する直接取材を事実 上拒むなど不適切な対応で、相互不信を増大させている面があると考えております。 この互いにつくられた不信感を拭い、双方が歩み寄りの姿勢をもって真摯に話し合 えば、当事者双方にとって受け入れ可能な解決策が見出せるかもしれない、我々は、 そのための時間をいま一度持つべきであると考えました。
 ただし、いたずらに時を重ねることは戒めるべきでありますので、期限を決め、 歩み寄りが見られぬとき、決着のめどがつかぬときは、本件を司法の判断に委ねる のが相当であると考えます。                以上です。

 

回答して頂けなかった議員(敬称略)             ──────────────
会派・ぜんしん6名(草加智清・澁谷祐介・菅野雅一・ はまぐち仁士・八木米太郎・わたなべ謙二郎)
維新プラス3名(岸利之・福井浄・脇田のりかず)
岩下彰・中尾孝夫・西田いさお・長谷川久美子・花岡ゆたか

 

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「借上公営住宅」問題の解決をめざす要請書

                          2018年11月14日

西宮市長 石井 登志郎 様
  借上げ住宅訴訟の再考を求める西宮市民の会 代表 八木 和美

「借上公営住宅」問題の解決をめざす要請書

【要請趣旨】
 公開された2つの文書−「UR借上げ住宅の住み替え等に伴う要配慮者等に関する庁内連携会議」及び「UR借上げ市営住宅住み替えに関するアドバイザー会議」の資料−によると、10人を超す課長級の職員が出席する庁内連携会議においては、高齢、単身、要介護など転居をすれば生活の維持が困難となり、体調を崩す可能性が高い居住者が多数存在することを認識しているにもかかわらず、例外なき転居を実行することのみを目的に会議が開催されています。
 2つの文書の公開を通して明らかになったことは、次のような内容です。
 …F睿携会議と同様、アドバイザー会議も「住み替えに配慮を要する障害者や要介護者の円滑な住み替えを進める」(同会議設

  置運営要綱第1条)ことを目的としています。そして、あらかじめ「住み替えが困難かどうか」は検討しない(第1回アドバイ

  ザー会議 4.主な検討内容但し書き、2014年4月28日)としています。
 ◆峪圓箸寮椰┐鬚たくなに拒否している居住者」(第3回アドバイザー会議資料、2017年6月8日)に対して、アドバイ

  ザーが「名義人宅での面談を拒否するのであれば、来庁しての面談を提案してみればよい」(第4回アドバイザー会議資料、

  2018年6月8日)との指摘を行い、職員の対応状況として、「再三にわたり、訪問や電話連絡、張り込みなどを行い、面談

  を行うことができ、転居を完了した」と記されています。
 善良な入居者を刑事事件の「容疑者」でもあるかのように見立てて、執拗に追い込んで行く様子が窺われます。

 

 一方、第4回アドバイザー会議資料(2018年6月8日)では、「市の対応方針パターン」が下記の4ケース示されていますが、そのうち2パターンは継続入居という選択肢が記載されています。西宮市が継続入居で事態を終了することも視野に入れていたということです。
 「市の対応方針パターン
  ‖弍方針を兵庫県基準に変更して、継続入居を認める      【継続入居】
  ◆嶌枷従紊力族髻廚箸いΨ措阿如特例的に継続入居を可能とする 【継続入居】
  随時斡旋方式を適用(7世帯)して裁判を終了する       【住替え】
  い海譴泙把未蠅諒針を継続                  【住替え】」

 

 このような選択肢を考えていたにもかかわらず、石井登志郎市長は、「取れる選択肢が限られている」と言って、6月7日に入居者と面談し、翌8日に継続入居しない旨を通知する決断を決めました。ブログや会見などで再三述べている「取れる選択肢が限られている」というのは、この資料からは、明確に事実に反しています。
 いったん上記のように検討していたにもかかわらず、転居した人との「公平性」を持ち出して自らの公約をかなぐり捨て退去方針を押し付けています。

 

【要請事項】
1.石井市長は今春の市長選挙の公約に立ち戻って、「市の対応方針パターン‖弍方針を兵庫県基準に変更して、継続入居を認め 

 る【継続入居】」または、「◆嶌枷従紊力族髻廚箸いΨ措阿如特例的に継続入居を可能とする【継続入居】」判断を行うこと。
2.上記の要請事項を解決するため、市長並びに市当局との協議の場を設けること。
                                                                                          以上

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