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9・24まちづくり権裁判(行政訴訟)

9・24高塚山開発許可処分取消訴訟傍聴報告!

 

 9月24日11時、神戸地裁でのまちづくり権裁判(行政訴訟)がありました。原告がわ弁護士が証人調べ(本人4名の尋問)の請求を行い、裁判長は次回口頭弁論で採否を決定するとしました。裁判長はまた、おおむね主張は行なわれたという認識で、次回までに残る主張を行うようにとも述べ、証人調べが採用されなければ早期に結審に向かいそうです。
 なお、今回「原告準備書面」(4)が提出され、原告適格についての追加的主張が行われました。「溢水」や「崖崩れ」による被害の恐れだけではなく、産業廃棄物の最終処分場周辺で有害物質の排出による「大気や土壌の汚染、水質の汚濁、悪臭等」による健康・生活環境の被害などにも原告適格を認めるという最高裁判例が示されました。
 自治体による判断を最終のものとせずに、「行政の規制権限の違法な行使を訴訟物として争い、それによって都市地域の生活環境の悪化を阻止することが目指されるのであって、そこに現代における行政訴訟の有用性が見出せるのである」。すなわち、「適正な規制権限を行使しているかどうか、住居環境、生活環境を阻害するような開発・建築を黙認してはいないか、ということが、行政訴訟で争われるべきである」
 憲法13条の幸福追求権から、環境権、人格権、プライバシー権、自己決定権などが導き出されるとし、それらの判例も示されています。 屬澆世蠅亮命燭鮖1討気譴覆ぜ由」(京都府学連事件最高裁判決)、◆屬澆世蠅忙慳羃‘茲魘制されない自由」(外国人登録指紋押捺拒否訴訟最高裁判決)、「個人に関する情報をみだりに第三者に開示又は公表されない自由」(住基ネット最高裁判決)
 なお、原告適格のない原告の排除を求める西宮市の主張は、行政事件訴訟法第10条 崋莨蛋幣戮砲いては、自己の法律上の利益に関係のない違法を理由として取り消しを求めることができない。」を盾にしたものです。これに対する反論は次の通りですが、西宮市行政が業者に甘く(言いなりか?)地域住民の声を聴かないからこそ、こうして住民訴訟が提起されているのです。
「(道路・公園の設置義務の違法を主張できない)この立場は、行政訴訟を専ら権利保護のための訴訟として把握して、原告適格の範囲を狭く限定する立場と共通する。しかし、この解釈は不当である。そもそも行訴法10条1項は、従前ほとんど使われてきておらず、また、内容的にも不当に違法主張を限定するものであって、本来、廃止されるべきか、極めて限定的に(第三者の手続き保護規定に限り)適用されるべき規定である」

まちづくり権裁判の予定
上記行政訴訟は12月3日(火)午後1時半、神戸地裁204号法廷
工事差止訴訟は12月17日(火)11時、神戸地裁尼崎支部201号法廷で判決

 

| fine-man | 00:48 | - | - | pookmark |
アスベスト飛散と西宮市の責任

アスベスト飛散と西宮市の責任!

 

6・23「西宮こしき岩アスベスト裁判」報告集会
今日、夙川公民館で報告集会があり、裁判そのものは原告の敗訴(請求棄却)だったが、判決で西宮市の規制権限の不行使が指摘されるという成果を得たこと。控訴は行なわず、この判決の指摘を生かし、今後予想されるアスベスト建材含有建築物の解体時に市の規制権限行使が可能となるよう求めていく。今日をその出発点にしようという集会でした。
原告代表の上田進久さんからは、市長に質問状を提出したけれど他人事のような回答が返ってきた、と憤慨されていました。市には次のような役割が求められているという指摘です。話し合いのなかでは、西宮市にアスベスト飛散防止のための条例制定も話題になりました。
*住民の命を守る行政の責務と調査権限の行使
*大気汚染防止法など(兵庫県環境保全条例)の趣旨に即した積極的な監督指導

 

爛ボタショック瓩ら14年!
6・22アスベスト被害の根絶をめざす尼崎集会

患者さんの発言で、学生アルバイトで吹付を1ヶ月ほどして、33年後に中皮腫を発症。6回手術して、7回目が予定されている。等々。アスベストの恐ろしさを思い知らさる発言です。
クボタ労働者の被害、向いのヤンマーの被害者、そして地域の被害者、恐ろしい数字が並んでいます。尼崎では事前事後を含め、アスベストの飛散を許さない行政が行われています。2018年度の立ち入り検査は920件、アスベストが見つかったのが388件。これも恐ろしい数字です。
スモークテストは養生をしてそのなかにけむりを満たす、けむりが漏れたら養生が不十分とわかる仕組み。こうしたことをしっかりしていないと、労働者が被害を受け、周囲にもアスベストを飛散させることになってしまいます。

2日続けてアスベスト被害についての集会に参加し、尼崎市に比べて西宮市の杜撰さが際立っていること、その違いが何によるのか考えさせられました。もちろん爛ボタショック瓩大きいのは間違いありませんが、となりあっあ自治体なのだから、西宮市にやる気さえあれば尼崎市に習うことができたのです。
アスベスト飛散は色も匂いもないのでわからない。これは放射性物質と同じ、だからわからないようにすれば、逃げられる、しらを切れる。クボタは洗濯物が白くなるほど周囲にアスベストを飛散させたのに、本当のところその因果関係を認めていません。これも原発被害と同じ、やはり企業は目の前の利益がすべてということです。結局、西宮市は業者に追随するだけだったのであり、その姿勢を変えさせなければ再びアスベスト飛散を招くでしょう。

 

| fine-man | 22:22 | - | - | pookmark |
「まちづくり権」訴訟、3原告証言!

5・21高塚山開発工事差止訴訟! 3原告証言

 

   5月21日、神戸地裁尼崎支部でヤマイチエステート(工事は熊谷組)による高塚山開発・破壊工事の差し止めを求める裁判があり、3名の原告の証言が行われました。古墳は破壊され、高塚山は削り取られ、豊かな里山は今では砂漠と化し、風が吹けば涼風ではなく砂が舞うようになってしまっている、と。裁判中でも止まらない、理不尽な工事に対する怒りを込めた証言が続きました。
高塚の緑を考える会を立ち上げ、業者や西宮市相手の訴訟を起こした原告団の女性ふたりと、工事現場からの泥水が流れ込む皿池公園を見守る男性ひとり、その声が裁判官に届けばいいのにと思いつつ聞き入りました。
 普通の主婦がここまでやってくる、原動力は何だったのでしょう。それは子どもたちの格好の遊び場として、自らの生活に潤いをもたらす高塚山の木々と小鳥たち、それらすべてを奪われた悔しさが証言であふれていました。
 さらに、工事の直接的影響として騒音と振動が耐え難い、揺れるという感覚、テーブルの上のコップが揺れるという例があげられました。終了後の交流会では、額縁が傾いたととかトラックが地響きを立てて何台も通り過ぎるとか、お聞きしました。
 被告側の反対尋問では、調停は終了しているとの指摘がありました。しかし、その時点で住民には何も知らされず、住民に知らされたのは計画が出来上がってからだったとの反論がありました。業者と行政が住民には知らせずに進めてきた、その罪は重い。
 皿池公園というのは調整池の役割を果たす広場ですが、工事が始まってからは大雨のたびに泥水が流れ込み、ベランダから心配しつつ増水を見ていたとの証言です。工事現場内につくる予定の調整池は東西に2カ所、どちらもコンクリートの枠はあるが、水はない。西側は資材置き場になっている。
 皿池公園は増水のあと10センチほど泥で埋まり、熊谷組がそれを撤去した。高塚公園の池にも泥が積もり、腰の高さほどになったまま長期間放置された、等々。被告側は反対尋問で、皿池公園は調整池としての機能を果たしており、増水しても溢れることなく下流に流れるようになっている(ではないか)、過去にも増水はあったのではないかとの質問がありました。
 原告からは、流れ出た先でも泥がたまっているのではないか心配している。工事開始前にあった増水は泥水ではなかったと反論しています。増水を調整池で一時的に貯める、その仕組みがとりあえず有効だったとしても、その機能を超える増水がないとはいえません。泥などが詰まることもないとはいえません。
 問題は猝戮韻鵑な瓩量桔鼎奮発・環境破壊であり、これに手を貸す西宮市の姿勢です。ふたつの「まちづくり権」訴訟は高塚山を取り返すことはできませんが、次の開発を止める力になるでしょう。

高塚山開発処分取消訴訟は7月16日(火)11時30分、神戸地裁204号法廷です。
高塚山開発工事差止訴訟は7月30日(水)午後2時、神戸地裁尼崎支部201号法廷、結審です。

| fine-man | 00:40 | - | - | pookmark |
自治体の使命を投げ捨てた市長を良心なき司法が免罪!

4・24借上げ復興住宅追い出し裁判判決


自治体の使命を投げ捨てた市長を良心なき司法が免罪!

 

 河野市長が全員追いだし方針を決定し、今村市長が被災者を被告席に立たせ、そして石井登志朗市長が追い出し判決を手にした。かくして、西宮市は例外なき被災者追い出し方針を貫徹するのだろうか。まだ確定判決ではないが、7世帯の人々の運命をその手にした石井市長はさぞ満足していることだろう。
 4月24日、神戸地裁尼崎支部(第2民事部合議B係・河田充規裁判長、宮武康裁判長代読)は西宮市の主張をそのままに、被告(シティハイツ西宮北口入居の7世帯)に住宅からの退去とUR賃貸の家賃の支払い(こちらには仮執行がつけられた)を命じた。家賃は月10万円前後で、西宮市とURとの20年借上げ期限が切れた2015年10月からだと、その金額は400万円を超えるだろう。
 公営住宅法の改定によって、期限が来たら退去を求めることができるという規定ができた。しかも、この規定は過去にさかのぼって適用できるという付則がある。判決はこれを判断の根拠としている。だから、法改定前の入居者に対しても、西宮市がまともに退去期限を知らせてなくても構わないと言いきっている。
 20年期限については30ページを超える入居案内の片隅にその記載がある、入居希望者がそれを見ても見なくても、書いてあるから通知したことになる、と裁判官らは判断した。健康状態など問題があっても、西宮市は他の市営住宅を斡旋したから、配慮が足りないということはないし、退去させても問題はないと裁判官たちは判断した。
 借家入居者の権利を守る法律、借地借家法では家主による一方的な退去強制はできないことになっている。公営住宅だから「そんなの関係ない」ということにならないし、公営住宅は低廉な家賃で安定した住居を供給するシステムなのだから、高齢となり、収入も低い方々を追い出すなどあってはならない。
 定期借家という制度ができているが、これは特別に書面を交わす必要がある。まして、あとづけの20年退去ひとつで健康がどうでも、経済的にどうでも、追い出せるなどもってのほかです。石井市長にはその施策を変更できる機会があったのに、臆病ゆえその機会を逃してしまった。
 河野や今村に従いその手を汚すのか、石井は決断を問われている。「OPEN!西宮」だの、市民の声を聴くなどと甘い顔をしている場合ではない。自公推薦の候補を破って市長となった、石井はその矜持を示せ。

 

| fine-man | 23:37 | - | - | pookmark |
4・16西宮こしき岩アスベスト訴訟判決「西宮市行政の何が問われたのか」

4・16西宮こしき岩アスベスト訴訟判決
 

西宮市行政の何が問われたのか!
 

 神戸地裁(山口浩司裁判長)は4月16日、西宮こしき岩アスベスト訴訟判決を行いました。代読の小池明善裁判長は主文(仝狭陲寮禅瓩魎却する、∈枷夙駘僂聾狭陲良蘆瓦箸垢襦砲鯑匹濔紊欧襪世韻劉猊短Ν瓩如△△辰箸いΥ屬暴了しました。前段で行われた2分の撮影、これはこれで恐るべき前近代的光景ですが、「何だこれは!」という判決でした。
普通なら、裁判官はあっという間に姿を消すところですが、実はこのあともう1件、宝塚市が被告の判決(宝塚市は業者に安全対策を講じさせなさい)がありました。こちらは原告の市民が勝利したということでしたが、残念ながら内容はわからないままです。アスベスト訴訟は原告敗訴となりましたが、その後の記者会見で弁護士による内容の解説があり、一定の成果ありという結論になりました。

 

解体業者三栄の違法行為
 石綿の調査を完了しないまま解体した。「解体時点で相当量の石綿含有建材が残存」しており、解体作業において「手ばらしや散水」だけでは石綿飛散を防ぐことはできなかった。「一定量の石綿の飛散」を否定することはできない。ここでは、おおむね原告の主張は認められていますが、石綿の飛散による被害(地域住民は平穏生活権の侵害を訴えている)は認められませんでした。

 

発注者創建の責任
 大気汚染防止法の改正(2014年6月1日施行)前だったので、責任は問えないという判断でした。この判断は、現実の施主と業者の関係、解体工事をできるだけ安くあげるという暗黙の(業界では公然とした)了解があることを見逃している、施主に甘い判決だと弁護士は批判しました。
 なお、法改正は「建築物の解体等における石綿の飛散防止対策の更なる強化が必要」だとして、次のように発注者の責任を強化しました。
‘団衒瓦犬麈喀佚作業の実施の届出義務者を解体工事の施工者から発注者に変更(法第18条の15第1項)
解体工事の受注者に,石綿使用の有無の事前調査の実施と,発注者への調査結果の義務付け(法第18条の17第1項)
調査結果の現場での表示(法第18条の17第4項)

 

西宮市の監督機関としての責任放棄
 西宮市には地域住民の健康の確保に責任(飛散防止)を負う。石綿が使用されたことが明らかな建築物なので、石綿の残存を疑うことができたし、三栄の調査能力についても疑うことができた。三栄に設計図書の確認を求める、また自ら確認すべきだった。
 立ち入り検査では、あらかじめ設計図書を確認することもなく、一部の調査、ルーペなしで見ただけ。これらから、法令(大気汚染防止法と県の環境保全条例)に即して妥当とは言えない。しかし、国賠上違法とまでは言えない。なお、建物解体に当たっての事前調査において、工務店の義務として「解体等を行う場合には、あらかじめ石綿の使用の有無を目視、設計図書、分析等で調査を行ってください」となっています。

 

原告代表の上田進久さん、市の怠慢を怒る!
 この裁判は勝ち負けで判断できない。アスベストの曝露は放射能と同じように目に見えず直接感じることができない。なのに、市は届け出制度なのでという姿勢でアスベスト調査を拒否し、設計図書についても「提出を求める法的権限はない」と言い、市の対応は適切だと法廷で語ったのは当時環境局長だった田村比佐雄氏だ。
 こうした市の姿勢を判決は断罪した。解体現場は無法地帯、行政の権限行使が重要、判決内容はこれからの対策に活かせる。しかし、レベル1やレベル2のアスベストの存在を軽く見た裁判官の認識は問題だと上田氏は評価しました。ちなみに、3月議会で田村氏は、石井登志朗市長による提案を市議会が全会一致で認めたことにより、めでたく副市長となりました。こんな人事、市民にとって不幸以外のなにものでもありません。

 

裁判の意義と被害認定
 裁判において地域住民のアスベスト被ばく量を推定した「中皮腫・じん肺・アスベストセンター」事務局長の永倉冬志氏はこの裁判は全国初の取り組みであり、将来の被害を裁判所に損害として認めさせること(平穏生活権の侵害)は簡単ではないが、全国で同じような取り組みを進めることが重要と語りました。
 しかし、裁判におては現時点で被害が出ていない、被害発生が予想されるほどの被曝も確認できていないということで、損害賠償を認めるところまではいかなかったということです。控訴して闘いを継続するということもありますが、市民の健康を守るべき使命を帯びた自治体が市民に背を向け、業者に甘いこの現実を変えることが何より重要だと思います。

| fine-man | 01:14 | - | - | pookmark |
市民の裁判情報

 −市民の裁判情報ー
4・16、西宮こしき岩アスベスト訴訟判決
判決の期日 4月16日(火)午後1時10分、神戸地裁204号法廷です。

 

借上げ復興住宅追い出し裁判も判決が迫る!
〆嚢盧曚復興借上げ住宅からの追出しを追認!
3月22日、最高裁第三小法廷が被災者の上告を棄却する判断を下しました。借上復興住宅弁護団は直ちに「怒りを込めて」抗議し、「現在も、歩行障がいのため、室内外を問わず、歩行器による移動を行っており、必死に介護を受けながら在宅生活を行っている」Nさんの願いを門前払いした最高裁は、「憲法で託された違憲審査権を放棄したに等しく、裁判を受ける権利すら踏みにじるものであり、到底、憲法の番人とは言いがたい」と断じています。
⊆攵紊化斬霑幣戮鮗茲蟆爾押⊃容讃紊硫魴茲魑瓩瓩訐全蠅侶覯未砲弔い
借上げ住宅訴訟の再考を求める西宮市民の会が行った市会議員あて請願の回答について、若干の評価をおこないます。まず、市議として回答された方々に敬意を表するとともに、会派として回答した議員たちの狃叔聴賤蹐沖瓩梁弍、その思考停止ぶりには呆れ果てます。そのうえで、公明党会派7市議の無内容な回答には、犹垉弔箸靴討了餝覆覆鍬瓩箸いι床舛鰺燭┐討きます。
政新会9市議の回答はどうか。法治国家なのだから裁判で決着をと言い、それは双方にとって負担になるとも言う。しかし、市長にとって費用は税金だから何の負担もないし、裁判傍聴の職員も出張扱いでしょうから、被告や市民と違って経済的な負担もありません。
まして狎鎖静負担瓩覆匹△蹐Δ呂困ないでしょう。強者と弱者、権力関係にあって、権力によって訴えられること、被告席に立たされることがどれほどの苦痛を伴うものなのか、9市議には理解も及ばないのでしょう。
石井市長に痛みがあるとしたら、自身の判断でその痛みは取り除けるのに、臆病ゆえに決断できない自らを恥じるほかないでしょう。権力者としての首長には裁判取り下げも可能なのだから。
  さらに付け加えれば、回答しなかった市議たちは請願法に基づく請願を理解できなかったということなのか、考えるのが面倒だったのか、答える必要なしとしたのか、いずれにしても問題外です。まして、会派として回答しないとの判断をしたのなら、自治体は議員のためにあるのではありませんよと言っておきましょう。

判決の期日 4月24日(水)11時、 神戸地裁尼崎支部201号法廷です。

 

高塚山「まちづくり権」訴訟
 裁判が進行しているなかでも造成工事は続行されており、すでに高塚山の木はすべてなくなったということです。西宮市による開発許可処分の取り消しを求める行政訴訟ですが、結局のところ、業者が工事を公表した時点では手遅れで、その前に西宮市は周辺住民に開発計画があることを知らせるべきです。
開発許可処分取り消し行政訴訟口頭弁論は5月14日(火)午後4時〜、神戸地裁204号法廷です。
開発工事差し止め訴訟第11回口頭弁論は4月23日(火)午後1時半〜、神戸地裁尼崎支部201号法廷です。

 なお、4月23日に予定されていた証人調べは5月21日(火)午後1時半〜3時半、同法廷で行われることになりました。当初の予定から変更となり、証人は原告のみとなったようです。4月23日は被告側の反論が予定されています。
 

 

| fine-man | 23:47 | - | - | pookmark |
西宮市借り上げ復興住宅追い出し裁判結審!

西宮借上げ復興住宅追い出し裁判結審!

 

判決は4月24日!

 

 2月20日、神戸地裁尼崎支部(第2民事部合議B係・河田充規裁判長)において追い出し裁判は結審を迎えました。2016年5月に今村岳司市長による提訴から3年弱、弁護団は80ページを超える最終準備書面を提出し、市による住民追い出しの違法性を指摘しました。
 問題は、_正公営住宅法(1996年8月施行)で借上げ20年期限での退去を規定された。被告とされた方々はそれ以前に入居しているのでの、その時点で適用されるのは「借地借家法」であり、入居者の居住権は手厚く保護される。西宮市が市営住宅条例を改正して,竜定をすべての入居者に適用する付則(経過措置)を行う。これによって、20年で退去の説明(文書通知)がなくても退去を求めることができるという主張を、西宮市はしています。
 弁護団は、法改正前の入居者に退去を求めている点、全員の退去を求めている点、期限があるとの情報を知らせていないという点、同じように裁判で争っている神戸市よりさらに悪質だと指摘。本来なら、借地借家法によった退去などあり得ない、との主張を行いました。

 

*「西宮市営住宅条例」(1997年3月27日):付則(経過措置)「旧条例の規定によってした請求、手続その他の行為は、この条例の相当規定によってしたものとみなす。」

 

 市側は被告とされた方々の証人調べ(昨年12月5日)で、復興住宅の案内パンフレットにはURとは20年期限と書いてあるが、読んでいないのかという質問を行っています。皆さん読んでいない、見たのはどんな所にあるどんな部屋か、家賃額は払える学化、と言った点だと証言しています。何であれ重要な契約(とりわけ不利益にわたるものならなおさら)においては、明示的に示さなけらばならないものです。
 こうした入居条件の不利益変更について、その妥当性(不利益を軽減・回復する措置の有無)を裁判所は考慮するようですが、担当裁判官が神戸地裁に追従するのか、それとも良心にのみ従って判断するのか、注目するところです。とりわけ、西宮市は健康状態等にいかなる配慮もすることなく全員退去方針を強行しているところであり、これを裁判所が認めるようなことがあれば、その存在意義もなくなります。ぜひ判決を傍聴してください。

 

判決 4月24日(水)11時、神戸地裁尼崎支部201号法廷

 

| fine-man | 23:58 | - | - | pookmark |
2.6・7 神戸地裁、傍聴に明け暮れ!

神戸地裁、傍聴に明け暮れる!
 両日で3度も荷物検査、もうウンザリ。裁判所も市民を敵対視するほど、大方ひどい訴訟指揮、判決に明け暮れているのです。

 

2月6日、西宮こしき岩アスベスト訴訟結審!
 7日の神戸新聞でも報じられていますが、この日、神戸地裁第2民事部合議B係(山口浩司裁判長)で最終準備書面提出、原告代表の意見陳述を経て結審となりました。この日、古希を迎えた原告代表の上田進久さんの陳述は、何度も西宮市にアスベストの調査を求めたが(形式論に終始し)取り合ってもらえなかった。
 やむなく提訴して、多くのことがわかった。設計図書の開示によるアスベスト使用の実態が明らかになり、「中皮腫・人肺・アスベストセンター」事務局長の永倉冬史さんの証言では、アスベスト飛散によりリスク調査によって健康被害の可能性も明らかになった。余計な出費を避けたい事業主、解体業者に任せる(アスベスト隠しが横行する)のではなく、行政が対処すべきだった。
 この裁判は今後のアスベスト被害がなくなるようにという原告の皆さんの思いが託されています。不作為を許さない判決が得られることを期待し、判決期日を待ちたいと思います。なお、第2民事部山口裁判長は3月末で転勤だけれど、判決は山口裁判長の下で書かれます。オンブズ関係訴訟ではいい判決を書いていただいたんですけどね。判決期日は下記です、傍聴を。
4月16日(日)午後1時10分、神戸地裁204号法廷

 

片々たる条文がすべて! 愚劣な神戸地裁判決!
  2月6、7日と、3件の神戸市による借上げ復興住宅追出し裁判を傍聴しました。7日の2件は判決の言い渡しで、4世帯に対して退去(敗訴)判決が出されました。和久田斉裁判長は(第4民亊部)は主文読み上げ前に、担当裁判官4名で熟議を重ね、批判に耐えられるような判決文を書いたとか、殊勝気な前置きをしたので、いい判決になるのかと思ったら、最悪の判決でした。
  憲法も国際人権規約も、さらに公営住宅法の本来の趣旨さえも放り出し、32条1項6号で6か月前に通知すればそれで十分という解釈を行い、神戸市の追い出しを正当なものと認めてしまいました。入居決定時(抽選での当選時)でも、入居時(鍵渡し時)でもなく、追出し(借上げ期限切れ)6か月前に通知すればいいという判断です。確かにこれは牴茣的疊酬茲任呂△蠅泙垢、最悪の判決でした。
  なお、西宮市の追い出し裁判も結審を迎えます。期日は下記の通りです。ぜひ傍聴してください。
 2月20日(水)10時、神戸地裁尼崎支部201号法廷

 

国土交通省も次のように法の趣旨を説明しています。
  公営住宅は、憲法第25条(生存権の保障)の趣旨にのっとり、公営住宅法に基づき、国と地方公共団体が協力して、住宅に困窮する低額所得者に対し、低廉な家賃で供給されるもの。

公営住宅法第32条(公営住宅の明渡し) → 32条1項6号
  事業主体は、次の各号のいずれかに該当する場合においては、入居者に対して、公営住宅の明渡しを請求することができる。
 一 入居者が不正の行為によつて入居したとき。
 二 入居者が家賃を三月以上滞納したとき。
 三 入居者が公営住宅又は共同施設を故意に毀 (き)損したとき。
 四 入居者が第二十七条第一項から第五項までの規定に違反したとき。
 五 入居者が第四十八条の規定に基づく条例に違反したとき。
 六 公営住宅の借上げの期間が満了するとき。

 

| fine-man | 00:32 | - | - | pookmark |
1・27「借上復興住宅からの『追い出し』と人権問題」

「借上げ復興住宅追い出し裁判」結審迫る!
 1月27日、「借上復興住宅からの『追い出し』と人権問題」の講演会が借上復興住宅弁護団の主催で開催され、28日の神戸新聞にその記事が掲載されました。講演会で示されたのは、居住に関する国際的な基準(国際人権規約)はどのようなものか、日本の現状はこれとどれほどかけ離れたものかということでした。「健康権」といわれるその基準は下記の通りです。

 

「経済的、社会的及び文化的権利に関する国際規約」(A規約・社会権規約)
第12条
1 この規約の締約国は、すべての者が到達可能な最高水準の身体及び精神の健康を享 受する権利を有することを認める。
2 この規約の締約国が1の権利の完全な実現を達成するためにとる措置には、次のこ とに必要な措置を含む。
(a)死産率及び幼児の死亡率を低下させるための並びに児童の健全な発育のための対策(b)環境衛生及び産業衛生のあらゆる状態の改善
(c)伝染病、風土病、職業病その他の疾病の予防、治療及び抑圧
(d)病気の場合にすべての者に医療及び看護を確保するような条件の創出

 

 憲法第25条では「健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する」となっていますが、ここでは狹達可能な最高水準瓩箸覆辰討い襪里任后さらに「一般意見」第6(1995年)には「高齢者の経済的、社会的及び文化的権利」について書かれ、「十分な食料、水、住居、衣服及び健康ケアへのアクセス・・・」などが示されています。「一般意見」第7(1997年)では強制退去が取り上げられ、「規約の要求に合致しない」とされています。
 問題は、こうした国際的な人権基準が日本では埒外におかれている点です。憲法第98条には「日本国が締結した条約及び確立された国際法規は、これを誠実に遵守することを必要とする。」とあるのに、政府はもとより、司法も裁判の基準とすることを拒んでいるのです。安倍首相らは他国が国際法を守らないとか言いたてていますが、日本こそ人権規約を守らない常習的確信犯なのです。
 しかも、多くの市民はそうした状況を受け入れてしまって、被告とされた方々の苦しみに対しても、他人事として無関心なのです。借上げ復興住宅追出し裁判は、そんな日本のお寒い人権模様を写しています。

 

2月20日(水)10時から神戸地裁尼崎支部201号法廷、結審です。
 

| fine-man | 14:40 | - | - | pookmark |
1・16高塚山開発許可処分取消訴訟第2回口頭弁論

「まちづくり権」行政訴訟第2回口頭弁論!

 神戸地裁(第2民事部合議B係・山口浩司裁判長)で1月16日、西宮市による高塚山開発許可処分の取り消しを求める裁判の第2回口頭弁論があり、原告代表の芦田憲子さんの意見陳述がありました。42年前に引っ越してきた当時、高塚山は「松茸山」とも呼ばれ、「アカマツのほか、コナラ、アベマキ、ユズリハ、シュロ、アオキなど多様な樹木」「ウグイス、シジュウカラ、オナガなどの野鳥」そしてイノシシが徘徊するなど、豊かな自然があったと。

 ところがその自然が破壊されるという開発計画。高塚の緑を考える会を立ち上げ、市議会に請願を提出し、全会一致の採択を得たが、「ところが、その採択された請願もすべて無視されたに等しい、樹木の皆伐、山の土の皆削平」。無謀な工事によって、「昨年夏の豪雨と大型台風が襲来した時には、私たち近隣住民が心配したとおりに大谷町の市道は泥が急流となって流れました。側溝に泥が溜まっていても、住民が通報するまで業者は対策を取りませんでした」。芦田さんは「人と自然が共生する、安全で安心して暮らせる『まつづくり』のため、今回の開発計画は白紙に戻して、市民の安全安心に配慮した『まちづくり』をして欲しいと、西宮市に強く求めるものであります」と陳述を締めくくられました。

 原告側準備書面(1)では、1950年に制定された国土総合開発法が2005年に国土形成計画法にかわり、開発中心主義からの脱却が目指された。また、都市計画法によって、自治体はマスタープラン(都市施設の整備+土地利用規制)を作成することになり、西宮市は他都市に先駆けてまちづくり(都市計画マスタープラン)を作成し、「『文教住宅都市宣言』に基づいて、文教住宅都市として優れた環境と品のよさを感じさせる個性的な都市のイメージを高める」。ところが、高塚山開発許可ではこれらが全く生かされることなく、「まちづくり権」など考慮する必要はないと主張している、と開発許可の違法性を指摘しました。

 1997年に河川法の改正が行われ、ダム一辺倒から総合治水へという方向性が示されました。「開発中心主義からの脱却」はこれと同じく現状維持、利権維持、開発・経済成長しか知らない政治家や官僚、企業家によってその方向性は閉ざされてしまいました。今はまた安倍自公政権による犢馘擽靱化瓩覆匹箸いΥ超破壊、コンクリートで自然を固めれば災害も防げるとでも言いたげな政策がすすめられています。「まちづくり権」裁判はこうした開発行為への市民の異議申し立てです。ご注目を!

 

『(仮称)西宮市高塚町計画』についての請願(2016年9月議会)
請願趣旨
 高塚町27番1外4筆において、ヤマイチエステート株式会社が、4万屬了鈎呂鮑錣蠎茲蝓△修了確咾亮木を全て伐採して、戸建て用地73戸、集合住宅156戸の大規模宅地造成計画を進めようとしています(『(仮称)西宮市高塚町計画』)。
 森林は地球環境保全機能、土砂災害防止・土壌保全機能、水源涵養機能、快適環境形成機能、生物多様性保全機能など、市街地において大きな役割を果たしています。このような高塚山の森林が失われることに、私たちは大変危機感を持っています。
 事業主の説明では、1日に10トントラック100台で山を削った土砂を宝塚の残土処理場まで搬出するとのことですが、市街地の往復200台にもなる大型車両の通行について、騒音、振動、塵埃、交通渋滞・事故などへの明確な対策が示されないままです。事業計画では、運搬は9時から18時の間に行うとのことですから、計算すると、約2分半に1台のトラックが市街地を通ることになります。
 私たち住民は、このような開発によって環境が壊され、生活が脅かされると怯えています。事業者には、私たち住民にもっと誠意ある対応をするよう、議会としてご指導くださいますようお願い申し上げます。
請願事項
1 緑の保全に配慮した開発事業をするように、ご指導をお願い致します。
2 地域住民との十分な協議がないまま、一方的に開発事業をすすめることのないように、ご指導をお願い致します。
3 周辺の住民の生活、子どもや高齢者の安全に配慮した工事を行うように、ご指導をお願い致します。
請願者西宮市高塚町 高塚の緑を考える会

 

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